競技カラテ
カラテには大きく分けて2つの競技が有ります。
組手競技
組手は二人で相対し主に突きや蹴りでポイントを競い合う競技です。所定の時間内でポイントを多く挙げた方が勝ちとなります。難易度の高い顔(上段)への蹴りや、倒しての攻撃などはポイントが高く設定されています。団体戦は3名もしくは5名が1チームとなり半数を超えた勝ち人数で勝敗が決まります。
形競技
形競技は2人の競技者間で競い合います。四方に想定した仮想敵に技を出しパワーやスピード、力強さ、技の意味などを1人ずつ演武して勝敗を競い合います。また団体種目は3名を1チームとして2チーム間で優劣を競います。団体形競技はチームの調和も求められます。また形を演武するだけでなく分解形(殺陣の様な技を掛ける者とやられる者をで技の意味を表現する)を行う場合が有ります。
カラテの練習方法
空手競技はその場基本、移動基本、形、組手などを練習します。
その場基本
組手は、主に二人で相対しておこなう練習形式である。決められた手順に従って技を掛け合う「約束組手」、自由に技を掛け合う「自由組手」、さらには勝敗を目的とした「組手試合」が存在する。
移動基本
型(形)とは、一人で演武する空手の練習形式である。各種の技を決まった順序で演武し、演武時間は型によって数十秒から数分間続く。修行者は型の練習を通じて、空手の基本的な技や姿勢を身につけるだけでなく、組手などへの実践応用に必要な空手独特の身体動作を身につけることができるとされる。
護身術としてのカラテ
空手の形には護身術が沢山含まれています!
突き蹴り
カラテの護身技は形(かた)にまとめられており形を行う事により身体の運動だけでなくカラテの技を活かした護身術を習得する事が出来ます。一般的な技としては手による突き(パンチ)や足による蹴り(キック)があります。
打ち当て
一般的には突きや蹴りを練習する事が多いのですが、その他にも掌や肘、膝を使った打ちや当てなども多く含まれています。
関節技
その他、立った状態での関節技なども。
投げ技
投げの前後に他の技を決める事が多く特に投げた後は突き蹴りを「決め」て相手が動けない状態にする一連の流れを練習します。
教育としてのカラテ
身体的、精神的、社会的な成長の為に
道場で行われる指導
空手道は武術の「術」としての機能性の追求だけにとらわれる事無く、むしろ人間として社会的な人格形成、資質の向上を目的とし、より良い生き方を追求する「道」に重きを置いた空手道が広く行われている。
特に子供達に対してはコミュニケ—ションに必要不可欠で基本的な挨拶や返事、また礼儀を形として身につける作法習得を中心とした修練はもちろんの事、相手を想いやる心の成長を助ける術としても保護者からのニーズが非常に高まっている。
学校のクラブ活動
空手道は中学、高校、大学など一般的な教育機関のクラブ活動でも広く愛好されている。競技的な向上のみならず、社会的な